種まきの準備
白毛餅米の生産組合「上伊那農民組合」で、種もみの準備をしました。
白毛餅米は縄文古代米のため、種もみは組合の自家採取です。
本日は、ノゲ取りの共同作業。
「ノゲ」とは…
白毛餅米特有の、もみの先端から生えている白い毛のこと。
もみ撒きのときに、機械に支障をきたすのでノゲを取り除きます。(ノゲ取り機という機械で)
ノゲを取ったもみ種を、4kgずつ袋詰めにします。
レトロな計りで計測します(笑)
約220袋。880㎏のもみ種を用意しました。
1粒のもみ種から収穫されるお米は2000粒。
それは茶碗1膳分に相当するそうです。
たった一粒のもみ種が、水とお日様、土の養分、人々の労力を糧に、
時間をかけて【2000倍】にもなるのです!!
春には種を撒く。
これは、私達にんげんの営み。
今、私にできること。
希望の種を撒くように、小さな1粒が未来へのたくさんの実りに繋がりますように…☆
こんなささやかなことしか私にはできないけれど、日本が元気になるモトの小さなカケラを私も担っているんだと信じたい。
信じたい。
東北地方太平洋沖地震での被災地(福島県)に向け、上伊那農民組合として本日救援米(コシヒカリを)を発送しました。
また、大和屋農園独自としては、農家個別保障で国からいただいたお金と、先日の意見発表会でいただいた県知事賞の賞金、南箕輪村からの激励金をそのまま寄附させていただくことにしました。
大企業に比べたら微々たる金額ですが、被災地で長くなるであろう復興への1歩を踏み出そうと頑張っている皆さんのために役立つ形で使っていただければ幸いです。
それから…
日に日に、被害の程度が明らかになってきていて
福島原発のことも、深刻な状況になってきていて…
先が見えない不安で、悪い方へ悪い方へと考えが巡っていってしまう私。
それって、自分の気持ちを滅入らせて、落ち込ませていくだけ…
よくない!と気付きました。
祈りとともに、いいことをイメージすることにしました!
あなたが鮮明にイメージ出来るコトは、実現いたします
それが、より楽しいコトであればあるほど
それによって、みんなが幸せになるコトであればあるほど…
なのですって!
被災された多くの人達が元気を取り戻し、みんなが笑顔になっていることを
日本中が危機を乗り越えたことを
よくがんばった!日本!!と手を叩いているところを
この国が 震災が起こる前よりもっともっと
大きなパワーを発揮し より素晴らしい国に甦るために...
もう1つ。
今必要とされていることの1つに献血があります。
血液は生ものですので、使用できる期限があります。
急がず、慌てず、でも確実に献血に協力できるようにしたいです。
長野県赤十字血液センター
長野県内の献血車運行予定
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